新型コロナウイルスの感染拡大は日々深刻になってほとんどすべての業種が苦境に陥っていると思いますが、飲食関係ではなんとか苦境を乗り越えようとする動きがあります。
まず店で飲食できないのでテイクアウトやデリバリーの推進。長野県上田市では商工会を中心に「もっテイク上田」というプラットフォームを立ち上げて地域のテイクアウトやデリバリーができる飲食店を紹介しています。こうした動きは各地に広がっています。
東京・有楽町にある「中近東Cafe&Barミシュミシュ」では、近所のカレー屋と寿司屋と組んで、3店のデリバリーサービスを共同で行っています。本日は「池尻大橋周辺、西麻布周辺、東陽町周辺 ※配達時間目安 12:00から16:00」でデリバリーサービスがありました。一店だけでなく、3店のデリバリーサービスがあると家族の希望も叶うのですごくいいですね。近所のお店と声をかけあって、お客様にとって利用しやすいサービスを実現するのは素晴らしい試みですね。下の写真はピタパン付きの中東オードブルセットです。
「中近東Cafe&Barミシュミシュ」は有楽町にあるのにリーズナブルで、本格的なおいしいアラブ料理が楽しめて個人的な集まりに利用していました。今はうかがうことができませんが、状況が落ち着いたらまた行きたいです。
テイクアウトやデリバリーのサービスを考えるとき、「お客様にとって喜ばれて、利用しやすい『パッケージ』になっているか」がポイントです。一部のお店は、お店のメニューそのものが「テイクアウト可能」みたいなことになっていて残念です。魅力的なメニュー構成になっているか、受け渡し金額が楽なように800円とか500円とかきりの良い金額になっているか、テイクアウトやデリバリーを『パッケージ』としてとらえるといいと思います。
ちなみに私が地元で利用したランチは、上田のきのこ料理専門店「きのこむら深山」
既に購入している食材が無駄になってしまうということで、写真のお弁当がどちらも1パック380円(税込)でした。ここではきのこも半額セールをしていて、1パック50円でした。
例年なら桜の季節、観光バスが何台も来る「きのこむら深山」、このままだと土産物などが賞味期限が来てしまうので、土産物も半額セールをしていました。 一日も早く、新型コロナ感染が収束することを願っております。
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